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GHCヘビー級王者が繋ぐ未来~三沢光晴、小橋建太からの系譜~【1.4後楽園 清宮海斗vs潮崎豪特集】

インフォメーション

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・GHCヘビー級王座とは
・GHCに選ばれた二人のエース
・「ノアはお前(潮崎)だよ」
・その先にある新しい景色へ
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【後楽園ホール Day1 NEW SUNRISE】
 日時:2020年1月04日(土)18:30~
 会場:後楽園ホール

■GHCヘビー級選手権試合
(第32代選手権者)清宮海斗 VS 潮崎豪(挑戦者)

 

 

―GHCヘビー級王座とは

2020年1月4日後楽園大会において、GHCヘビー級選手権が行われる。
現王者・清宮海斗と挑戦者・潮崎豪がノアの至宝のベルトを争う。

 

GHCヘビー級王座。ノアで最も歴史ある2001年に三沢光晴が設立した王座である。
グローバル・オナード・クラウン。地球規模の崇高なる王位の意味で、強さだけでなく、プロレスラーとして1人の人間として誇り高い王者の権威の完成を目指す想いが込められている。
かつては小橋建太がその超人ぶりを発揮し、王座V13を達成。今もなおGHCヘビーの代名詞として称えられる。
ベルトの魂は時代が変わっても光り輝き、今もなお方舟戦士たちの憧れとして君臨しつづけている。

 

―GHCに選ばれた二人のエース

清宮がGHCを初戴冠したのはつい一年前のこと。
現在、23歳の若きエース。
並み居る他団体には目もくれず、幼い頃から憧れであった三沢光晴のノアに入団した。
生まれ変わったノアにたしかな希望を与える存在感を放ち、自ら先頭に立ち、ノアを新しい景色へ導こうと奮闘している。
11月2日両国大会でのGHCヘビー戦で見せた拳王との死闘も記憶に新しく、その歳にしては重過ぎるであろう難局も幾度も乗り越えた。
日に日にその支持率は上がり、新生ノアの顔となりつつある存在だ。

潮崎はかつてのGHC絶対王者・小橋建太の弟子としてチョップやラリアットを継承し、GHCヘビーも3度戴冠。2004年のデビューからノアの未来を担うエースとして多大な期待を寄せられつづけてきた。途中、全日本プロレスへ移籍した期間もあったが、戻ってからも徐々に支持を取り戻し、今もなおノアの未来を担うにふさわしい男としてファンの期待は上がる。
12月3日後楽園大会ではタッグパートナー中嶋勝彦との大死闘を勝ち抜き、満を持して清宮への挑戦を宣言した。
「お前の輝くGHCのベルトを取るのは俺しかいないだろ!」
潮崎がそう叫ぶと会場は試合中のものとはまた別の興奮で揺れた。潮崎に寄せるファンの期待値は清宮のそれとはまた異なる歴史の重みがある。


―「ノアはお前(潮崎)だよ」

 

昨年5月28日後楽園大会でフリー参戦中の鈴木秀樹が潮崎に言い放った。
「ノアはお前だよ」
その場に清宮もいたというのに鈴木は潮崎だけを見ていた。ノア創設からを知るファンにとって、鈴木秀樹の言葉は共感すると同時に痛いところを突かれたような感覚もあったかもしれない。
ノアの未来として期待され、空白の期間はあったものの、その中で確実なキャリアを積み熟成したタイミングで方舟のエースとして再始動。
その矢先に現れた新星・清宮海斗。ノアの魂であるエメラルドを身に着け、確実に王者の道を歩み始めた若きエースの台頭は潮崎の存在を脅かした。

 

潮崎自身、何も感じないはずはなかった。先日の杉浦軍興行で最後の前哨戦を終えた潮崎は言った。
「全ての前哨戦で俺は全力を出し尽くしたからこそ、その先があるんだよ。その先をみんなに見せるよ。それが俺のやり方だし、それがノアだと思う。これ以上ない闘いを1月4日、見せるだけだよ」
今こそ皆が思い描く”ノアの未来”そして”その先”へ連れていけるのは、GHC王者の威厳ある闘いを追求する自分しかいないと乗り出したのだ。

 

一方で清宮は潮崎から挑戦表明を受けた際にこう返している。
「この日が来るのを楽しみにしてました。俺には目指す未来がある。これからもっと皆さんに新しい景色を見せていきたい」
清宮には新生ノアの王者として様々な賛否を受けつつも、激動の2019年を牽引してきたプライドがある。もちろんノアの未来を導くのは自分だと、満員の後楽園ホールで証明できる絶好の機会だと捉えているのだろう。


―その先にある新しい景色へ

 

三沢光晴が創設したプロレスリング・ノアは激動の20年を駆け抜け、清宮海斗ら若い新戦力の希望を手に入れ新時代の航海に出る。
小橋建太が絶対王者として威厳を築き上げたGHCヘビー級王座に潮崎豪が手を伸ばし、再び頂点に昇りつめようとしている。

かつてGHCヘビー級王座に選ばれた者達その全てが人生を懸け、ノアの命を繋ぎ、ベルトの価値を高めてきた。
ノアは今年で20周年を迎え、昨年の両国大会でベルトは新調された。
団体節目の幕開けにふさわしいエース対決を制し、新しいGHCヘビー級ベルトにふさわしい威厳を刻み込むのはどちらか。
勝者は、その先の新しい景色へ方舟を押し上げる船頭となる。

 

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