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【王者組インタビュー】Eita&近藤修司インタビュー 金髪夫婦迎撃へ「“伝説"作る」「LGBT的には自由」 9・1大阪でGHCジュニアタッグ防衛戦!

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 9・1大阪大会で“金髪夫婦"HAYATA&Eita組の挑戦を受けるGHCジュニアタッグ王者のEita&近藤修司組。

 今年6月にYO-HEY&タダスケ組の長期政権を崩して王座奪取に成功し、初防衛戦でもアレハンドロ&クリストバル組に完勝して強さを見せつけた。2度目の防衛戦となる今回は、4年ぶり復活で注目を集める“金髪夫婦"の挑戦を受ける。


 イリミネーションで争われた前哨戦でも、EitaがHAYATA、YO-HEYをことごとく失格に追い込んで防衛へ加速したばかり。NOAH入団を果たして『ノアジュニアの顔』宣言を放ったEitaと、それを支える近藤。令和のノアジュニアが目指すべき姿を踏まえつつ、大阪決戦を控える二人に話を聞いた。



【Eita&近藤修司インタビュー】


――HAYATA&YO-HEY組の挑戦を受けることが決まったが、率直な思いはいかがでしょうか?


▼近藤「今、NOAHのジュニアの中では最強のチャレンジャーなんじゃないの?」


▼Eita「その二人しかいないだろうな…とは思いますね。(アレハンドロ&クリストバル相手の)初防衛戦があんな感じだったんで、一気に緊張感があって良いんじゃないですか?」


――王者になってもチームワークが深まっていくのを感じていますか?


▼近藤「DNAが一緒だからね。テンポも分かってるし。ただ、Eitaは今までMAXのスピードのテンポしか知らなかったと思うけど、NOAHに上がるようになって違ったテンポ…あえて遅くできたりっていうのも、できるようになってきたと思う。だからこそ、二人でテンポのスピード、強弱も変えられる。どうとでも戦えるチームだと思うよ」

――挑戦者は“金髪夫婦"といわれている二人です。


▼近藤「(真顔で)あの二人が夫婦であることに関して、別に俺はLGBT的な観点から自由だと思うし…」


――それはあくまでタッグチーム名で…


▼近藤「(流して)LGBT理解増進法も可決されてね。賛否両論もあるだろうけど、プロレスのリング上では特に多様性が認めるべきと思うしさ」


――……。チームワークを崩すには…


▼近藤「それこそタダスケがヤキモチ焼いてるんじゃないの? あの二人がくっついて。そこを突けば…」


――だから違う気が…


▼近藤「(流して)まぁLGBT的には自由だと思うけど、夫婦なんて案外モロいものですよ。だって3組に1組は離婚してるって言われてるしね。そもそも4年間別れてたワケでしょ? ちょっとしたキッカケ与えれば、簡単に割れちゃうと思うよ」


――その分、自軍チームは…


▼近藤「そりゃ、こっちはDRAGONGATE、闘龍門の“縦の関係"があるから。プロレス界…体育界の世界じゃ、夫婦よりも縦の関係のほうが比較にならないほど強いからね」


――……。Eita選手は4年ぶりに復活する金髪夫婦についてどう感じていますか?


▼Eita「まぁ、あの二人が組むことで注目されてるみたいなんでね。注目されてないと意味ないですから。僕らにもあんまりメリットがない。ただ、4年ぶりといっても、4年あればお客さんの層も変わりますからね。意外と覚えてる人も少ないんじゃないですか? 総合値でいったら、僕らのほうが注目度あると思いますね」


――改めて2度目の防衛戦、王者チームとしてはどんな試合にしたいですか?


▼近藤「やっぱり、かつてノアジュニアはプロレス界のジュニアの中で最強だった時代があって。昔の話で申し訳ないけど、丸藤正道、KENTA、杉浦貴…NOAHのジュニアって本当に凄かった。その頃と同じような状況に持っていきたいよね」


――当時全日本だった近藤選手も、そこに割って入っていったりしてベストバウトを獲ったこともありました。


▼近藤「うん。当時のノアジュニアを知る存在って、今のジュニアの中だと俺しかいないでしょ? だから、もう一度、今のノアジュニアをあの頃と同じぐらいの位置に持っていきたいよね」


――Eita選手も『俺がノアジュニアの顔』と言い続けているだけに…


▼Eita「それこそ(ノアジュニア黄金期は)僕がファンで観てる頃に知ってるんで。でも今は僕がノアジュニアの要ですから。ノアジュニアの顔になったからこそ活性化させたい。まだまだ迷走してるように見えちゃってると思うんで」


――軸が見えないということでしょうか?


▼Eita「うん、中心人物が今までいなかったと思うんですよ。そこは僕が『顔』として、中心に立ってやっていきたい。今はジュニアタッグのチャンピオンとして、このベルトを団体内だけじゃなくて、ほかの団体から見ても輝いていて、欲しがられるようなベルトにしたいですよね」


――Eita選手はNOAHに入団して“顔"と言っているけれども、独自の存在感というか異質感をキープしているようにも見える


▼Eita「そこは染まりたくないですよね。“自分"を守っていきたいですよね。常に。みんな一緒に…みたいな感じにはなりたくない」


――今までの色ではないものが入るからこそ…


▼Eita「うん、新しいものを入れていかないと、新しいお客さんにも響かないと思うので。僕が時代を創りますよ」


――Eita選手から『時代を創る』との言葉がありました。


▼近藤「俺にできることも“そこ"なんじゃない? Eitaを“そういう存在"にしていく、っていうことが。かつてを知る者として、Eitaが引き上げていくものをバックアップしていきたいよね」


――それだけにどんな試合にしたいなどありますか?


▼近藤「Eitaが言った『他団体がチャレンジしたくなるベルトにする』。それだけの試合をしなきゃいけないってことだよね。そういう試合の積み重ねで価値を上げていかなきゃいけないから、今ここで手放すわけにはいかないよね。価値を高められるのはノアジュニアの顔でしょ?」


▼Eita「俺しかいないよ!」


――大阪は黄金期再来に向けた第一歩ということでしょうか?


▼Eita「“伝説"を作ります」

(文:プロレス/格闘技DX)


ABEMA presents N-1 VICTORY 2024

9月1日(日)開始:16:00 開場:14:30 会場:大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場


<大会チケットはこちら>

https://eplus.jp/sf/word/0000001320


<配信情報>

ABEMAにて生配信

https://abe.ma/4ddyOa5



【全対戦カード】

<第11試合 メインイベント・N-1 VICTORY 2024優勝決定戦/GHCヘビー級選手権試合>

(王者)Aブロック1位:清宮海斗(得点10/4勝1敗2分) VS Bブロック1位:拳王(得点11/5勝1敗1分)(挑戦者)

※第45代王者、3度目の防衛戦となります


<第10試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>

(王者組)近藤修司 Eita VS HAYATA YO-HEY(挑戦者組)

※第60代王者組、2度目の防衛戦となります。


<第9試合・GHCジュニアヘビー級選手権試合>

(王者)AMAKUSA VS ダガ(挑戦者)

※第55代王者の初防衛戦となります。


<第8試合・GHCタッグ選手権試合>

(王者組)丸藤正道 杉浦貴 VS 齋藤彰俊 モハメド ヨネ(挑戦者組)

※第67代王者組、2度目の防衛戦となります。


<第7試合・6人タッグマッチ>

イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.  ガレノ・デル・マル ルイス・マンテ VS シュン・スカイウォーカー ドラゴン・ベイン アルファ・ウルフ


〜 休憩 / intermission 〜


<第6試合・シングルマッチ>

ジョシュ・ブリッグス VS 稲村愛輝


<第5試合・8人タッグマッチ>

天麗皇希 青野未来 ボジラ 田中きずな VS 彩羽匠 愚零闘咲夜 高瀬みゆき サンドラ・ムーン


<第4試合・タッグマッチ>

征矢学 タビオン・ハイツ VS 藤田和之 ヨシタツ


<第3試合・6人タッグマッチ>

ジャック・モリス 佐々木憂流迦 大和田侑 VS タイタス・アレクサンダー 大岩陵平 藤村加偉


<第2試合・シングルマッチ>

マサ北宮 VS 宮脇純太


<第1試合・4WAYマッチ>

アレハンドロ VS タダスケ VS 大原はじめ VS スペル・クレイジー


■9.1大阪大会 詳細は こちら


皆様のご来場、お待ちしております!


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