【月刊NOAH年末年始特別号!】2024年12月から1.1日本武道館&1.2新宿FACEの激闘を振り返る!2025年のNOAHから目を離すな!
2024年12月のNOAHは2025年1・1日本武道館に向けて加速していった。「Road to BUDOKAN」と銘打たれた12・1新宿ではOZAWAがGHCヘビー級王者の清宮海斗にまさかのワンステップ式フェニックス・スプラッシュ(のちにReal Rebelと命名)を敢行。強引に調印書にサインをさせて1・1日本武道館でのGHCヘビー級王座挑戦を認めさせた。
同大会のメインイベントではGHCナショナル王者の征矢学が近藤修司を挑戦者に迎えて防衛戦を開催。全日本、WRESTLE-1、NOAHとキャリアのほとんどを同じ団体で過ごしてきた先輩を情熱DDTで破ってV3に成功した。試合後にはマサ北宮が現れて挑戦表明。V4戦が1・1日本武道館で決まった。
さらに、同大会では6人タッグマッチでアレハンドロがHAYATAからピンフォール勝ち。GHCジュニアタッグ王者組のHAYATA&YO-HEYはAMAKUSA&宮脇純太組を1・1日本武道館における次期防衛戦の挑戦者として逆指名していたが、そこにアレハンドロ&カイ・フジムラも加わり、3WAY戦になることになった。
1・1日本武道館で“想い人”との対戦が決まっていた拳王は12月6日に動いた。新日本薩摩川内に来場してKENTAに一騎打ちを要求。KENTAは「断る理由なんか一つもない」と了承し、11年ぶり2度目のシングルマッチが決まった。
12・19後楽園は「TRIPLE SUMMIT」としておこなわれ、NOAH本体、LIMIT BREAK、MONDAY MAGICの3ブランド合同興行として開催。清宮はALL REBELLIONの援護射撃を得て、ヨシ・タツ戦に介入してきたOZAWAの迎撃に初めて成功。変型シャイニング・ウィザード(のちにシャイニング・ランサーと命名)でKOし「同棲、同棲、うるせぇんだよ。彼女ぐらいいるに決まってるだろ。オレは彼女を大事にするし、NOAHファンのみんなも大事にする」とマイクで言い放った。
同大会では小田嶋大樹が藤田和之に立ち向かっていき、1・1日本武道館での1分1本勝負の一騎打ちをもぎ取り、GHCナショナル選手権前哨戦では挑戦者の北宮が王者の征矢からピンフォール勝ち。佐々木憂流迦は中邑真輔戦に向けてキンシャサを披露し、潮崎豪が永田裕志から待望のシングル初勝利を収めた。
また、かつてのNOAHで恒例だったクリスマス興行的要素も限定復活。6年ぶりの抽選マッチ2試合がおこなわれ、“ツリーマン”YO-HEYが強烈なインパクトを残していた。
2024年内最後の大会となった「LIMIT BREAK ex.」12・22新木場では、潮崎がメインの世界ヘビー級選手権試合でZERO1・松永準也の挑戦を退けてV3に成功。小峠篤司vs岩本煌史のシングルは20分時間切れ引き分け。大和田侑は格上のZERO1・永尾颯樹にシングルで勝利を収めた。
2024年の全大会が終わってもNOAHは止まらない。12月27日の会見では清宮がOZAWAを机に叩きつけて再び制裁。28日の会見では丸藤正道&杉浦貴のGHCタッグ王座に挑戦するジャック・モリスのパートナー“史上最大のX”が現役WWEスーパースターのオモスであることを発表。年の瀬も話題に事欠かなかった。
迎えた2025年。5088人の大観衆を動員した1・1日本武道館のダブルメインイベント②GHCヘビー級選手権試合ではOZAWAがReal Rebelで清宮を撃破して、デビュー2年4カ月で史上最速同王座初戴冠。対戦相手を徹底的におちょくる挑発と驚愕の空中殺法がかみ合ったファイトで日本武道館の観衆を魅了し、清宮にブーイングが浴びせられる異様な空間を創り上げた。
試合後、OZAWAは清宮の助太刀として試合に介入してきたALL REBELLIONの拳王に対して「遊んでやる」と対戦要求。1・11後楽園でのノンタイトル戦が決まった。
ダブルメインイベント①スペシャルシングルマッチNEW YEAR FIRST DREAMでは佐々木憂流迦が中邑真輔戦で壮絶な玉砕を遂げた。憂流迦は2023年元日のグレート・ムタvs中邑戦に感銘を受け2024年の1・2有明アリーナでプロレスデビュー。GHCナショナル王座を奪取するなどスーパールーキーとして活躍してきたが、WWEのUS王者に叩き潰されて「オレは真輔、追い越しますよ」と覚悟を決めた。
GHCタッグ選手権ではモリス&オモスが丸藤&杉浦に勝利を収め、ベルトを奪取。オモスの“ジャイアント殺法”が猛威を振るって最後は丸藤正道をダブルチョークスラムで料理。現役WWEスーパースターがNOAHの至宝を獲得するという歴史的なチャンピオンチームが誕生した。
GHCナショナル選手権は征矢が北宮とのタフバトルを制してV4に成功。試合後、両者は欠場中の“同志”稲葉大樹に向けて「オレたちは組んでも闘っても、このNOAHを盛り上げていくぞ」と熱いメッセージを送った。
GHCジュニアヘビー級選手権はEitaがメキシコ流3本勝負でダガに勝利。2年8カ月ぶり2度目の戴冠を果たした。試合後にはHAYATAが挑戦に名乗り。1・25大阪での初防衛戦が決まった。
拳王は“想い人”KENTAとシングルで激闘を展開。“方舟のカリスマ”と言われた頃のような激情ファイトに屈したが、試合後には「NOAHにはKENTAが必要だ」と懇願していた。
殺人医師3世対決は弟のガレノ・デル・マルが兄のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.にガレノスペシャルで勝利。ワグナーJrは翌日の1・2新宿にて1・11後楽園がNOAHラストマッチになることを明かした。
藤田と1本1本勝負に臨んだ小田嶋は“野獣”にもまったく臆せずに果敢に向かっていき、張り手、ラリアット、パワーボムでボコボコにされたが、時間切れ引き分けに持ち込んだ。試合後の藤田は同じ日本大学レスリング部出身の後輩を「アレでいい。アイツは今年いくよ」と大絶賛していた。
GHCジュニアタッグ選手権はHAYATA&YO-HEYが3WAY戦でAMAKUSA&宮脇、アレハンドロ&カイの挑戦を退けてV5に成功。ダンプ松本、井上雅央の登場で大盛り上がりとなった「NOAH THE RUMBLE」はタダスケが制して、GHC選手権のどれにでも挑戦できる権利を獲得した。
1・1日本武道館の余韻が残る中で開催された1・2新宿は対戦カード当日発表。前日の「NOAH THE RUMBLE」を制したタダスケは、さっそく挑戦権利を行使して、征矢のGHCナショナル王座に挑戦。善戦したが、最後は弾道で沈んだ。
その一戦後、この日の小峠戦で勝利後に2025年のNOAH継続参戦を宣言していたDDTの遠藤哲哉が征矢に挑戦表明。1・11後楽園でのV6戦が決まった。
同大会では伸び盛りの大和田侑が「オレは清宮のことがずっと大嫌いだったんだよ。OZAWAが言ってる暴露、アレは全部真実なんだよ」とTEAM2000Xに電撃加入。前日、OZAWAがGHCヘビー級王座を、モリス&オモスがGHCタッグ王座をそれぞれ奪取した悪の軍団がさらなる勢力拡大に成功した。
メインではOZAWA&ダガが清宮&拳王と対戦。試合こそダガが丸め込みで拳王に敗れたが、試合後もTEAM2000Xが大暴れ。リングジャックして拳王をいたぶる中で颯爽とリングに駆けつけたのはなんとKENTAだった。
TEAM2000Xを退散させたKENTAは拳王に「オマエに言われたから来たんじゃない。自分の意志でこのリングに来た」と宣言。拳王とがっちりと握手を交わした。
バックステージで拳王は「NOAH25周年イヤー、KENTAも25周年イヤー。一緒に大きな花、咲かせようぜ」と2025年に向けて意気込みを語った。KENTAは「オレの心は決まってるよ。またいつの日か、近いうち、それとも…その先なのか? それはわからないけど、また会おうぜ」と意味深な発言。今後の展開に注目するしかない。
1・11後楽園では前述したGHCナショナル選手権<王者>征矢vs遠藤<挑戦者>、OZAWAvs拳王に加えて、清宮&晴斗希vsモリス&オモス、ダガ&大和田vsアレハンドロ&カイとTEAM2000XとALL REBELLIONが全面抗争を繰り広げる。
OZAWAのGHCヘビー級王座初戴冠で激動の予感しかしないNOAHの2025年。果たしてどんな25周年イヤーになるのか!?
(文提供/週刊プロレス 井上光)
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STAR NAVIGATION PREMIUM 2025
・日程:2025年1月11日(土)開始 18:30/開場 17:30
・会場:東京・後楽園ホール
〇小中学生入場無料!
〇高校生シート 2,000円販売!
※どちらも当日のみ対応となります。
【2025.1.11東京・後楽園ホール大会 チケット販売所】
■e+(イープラス)
・Webサイト : https://eplus.jp/sf/word/0000001320
パソコン&携帯にて予約→セブンイレブン全店、ファミリーマート各店頭にて購入可能
※SS席売切、S席売切、A席、B席余裕あります
※1月9日(木)20:00まで発売
■公式HPチケット販売(パソコン&スマートフォン)
https://eplus.jp/sf/detail/0702150001?P6=981&P1=0402&P10=10&P59=1
パソコン&携帯にて予約→セブンイレブン全店、ファミリーマート各店頭にて発券可能
※座席選択シートはこちらでのみお求めいただけます。
※SS席売切、S席、A席、座席選択シート残りわずか、B席余裕あります
※1月9日(木)20:00まで発売
■チケットぴあ
【Pコード=594-150】
・Webサイト : https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=11027339
・セブンイレブンでは店頭端末での直接購入も可能
※SS席、S席売切、A席、B席余裕あります
※1月10日(金)15:00まで発売
■ローソンチケット 【Lコード:30134】
・Webサイト : https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=111745
・ローソン、ミニストップ店頭ロッピーにて購入可能
ローソンチケットに関するお問い合わせはこちら : https://l-tike.com/contact/
※SS席売切、S席売切、A席、B席余裕あります
※1月9日(木)23:59まで発売
■後楽園ホール5階事務所 ※取り扱いは終了しました
■2025.1.11東京・後楽園ホール大会 詳細 →https://www.noah.co.jp/schedule/629/
皆様のご来場、お待ちしております!