【齋藤の話】「今日は潮崎豪という男と3回目の選手権。今日は今までの2回とは違う。今度は自分がチャンピオンでどういうものか、今まで自分たちがやってきたことが間違いなかったかという答えを出そうと思ったけど、まあ、間違ってないということはしっかりわかった。ただ、まだ答えの終着点ではないんだろうなっていう。やっぱり天にいる偉大な方はそう簡単に答えを与えてくれない。だから、まだまだ続くんだろうなと思っている。それと、やっぱりファンの中でなぜこの世界ヘビーというZERO1のベルトに挑戦してあれかっていうのもあるかもしれないけど、これは会社のホームページや自分のコメントでも言ってるけども、俺はもともと外様の人間だから。だから、俺しかこういう他団体のベルトを持って、NOAHの、しかも初期のNOAHというか、TEAM NOAHのあの頃のNOAHを持っているメンバーに。あの頃のNOAHというのは業界ナンバーワンじゃなかったかもしれない。だからこそ他のところのベルトを持ってきて、これはどういうものかという。それの答えを出さなきゃいけないと思っているし。またね、他団体にベルトを持たれて気に食わないと思っているZERO1の選手たちも火が点いて、これはこれで面白い相乗効果が出たんじゃないかなって思ってる。だから、俺のやっていることは間違いないのかなっていう。あと、潮崎豪! 凄いな。いつかどっかで勝負を付けなきゃいけないな、彼とは。そうしないと答えは出ないかもしれない。今日リング上でも言ったけど、いろんな団体、他の団体…さっきは名前出しちゃったけどね。いろんな魅力ある試合がある中、このTEAM NOAHのLIMIT BREAKにお越しくださり、本当に心から感謝しています。この感謝は試合と感動と意地と意味を含めて、必ずお返しします。よろしくお願いします」
【潮崎の話】「世界ヘビー、タイトルマッチ、それを超えた齋藤彰俊との試合で、決着つかなかったね。でも、魂は感じましたよ。TEAM NOAH、そして齋藤彰俊の魂。体と体、そして魂と魂。齋藤彰俊と潮崎豪、語り合うことができました。勝てはしなかったけど、語り合うことはできた。俺たちのTEAM NOAHに間違いはない」
【ヴァイスの話】「今日ここへ来たのはチャンピオンに挑戦を挑むため。齋藤選手が受け入れてくれた。その気持ちをリスペクトすると同時に、NOAHのリングでベルトを賭けて闘うことを楽しみにしている」