【記者会見】「齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny」11.17愛知・ドルフィンズアリーナ大会 直前記者会見&調印式リポート!
本日、11月17日(日)愛知・名古屋ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて行われる「齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny」の直前記者会見、調印式が行われた。
会見の登壇したのは、GHCジュニアヘビー級選手権試合を闘う王者・ダガと挑戦者・ドラゴン・ベイン、GHCヘビー級選手権を闘う王者・清宮海斗、挑戦者・杉浦貴。そしてこの大会で引退する齋藤彰俊とその対戦相手の丸藤正道だ。
それぞれの選手がこの大会に向け、どのような想いでいるのだろうか。
なおこちらの記者会見はNOAH公式YouTubeにてご視聴いただけます。
ぜひご視聴ください。
■視聴URL:https://www.youtube.com/live/h2F4D8_ULgk?si=qlR7eIyKWinncRTm
▼会見の模様▼
<第7試合・GHCジュニアヘビー級選手権試合>
(王者)ダガ
VS
(挑戦者)ドラゴン・ベイン
※第56代王者の初防衛戦となります。
【選手コメント】
▼ベイン「N Innovationで自分の力を証明して俺はこのトロフィーを手に入れた。次はGHCジュニアのベルトを自分の腰に巻く番だ。俺はNOAHジュニアの未来だと思っている。そして未来である。ダガ、今度の試合ではメキシカン同士の素晴らしい最高の戦いを皆さんに見せてやろうじゃないか。そして最後に俺は必ずこのベルトを手に入れて国に持って帰るから」
▼ダガ「お前わかってないなぁ。こんなトロフィー獲ったところで何の意味もないんだよ。ガキどものトーナメントで勝っただけじゃないか。決勝戦なんて宮脇相手だろう? このベルトを持つのにふさわしいのは一人しかいないんだよ。ハッキリとわからせてやるよ。メキシカンで最高のレスラーは誰かってことを。俺なんだよ!
ベイン、お前はまだ若い。若いからこそ、お前はこのことを理解していない。こんなトーナメントでトロフィーを獲得しても、何の意味もないんだ。NOAHのジュニアには経験豊富な選手が集まっているが、お前は今回のトーナメントでそれほど優れたレスラーと対戦していないだろ。決勝戦の相手は宮脇だぞ。(調印書を壇上から床に落として)ここに契約書があるが、こんなもの何も意味がない。俺がチャンピオンだから意味がないんだ。俺は王様だぞ。それはお前もわかっていることだ。チャンピオンは俺だけだ。ここにいるメキシコ人の中で、俺が一番なんだ(ベルトを掲げてベインとにらみ合うと退席)」
▼ベイン「名古屋では俺が必ずダガを倒し、あのベルトを手に入れてやる」
【選手コメント】
※ファンのメッセージ入り横断幕贈呈
▼齋藤「皆さん、たくさんのメッセージありがとうございます。これを17日当日までしっかり目と心に焼きつけてリングに上がりたいと思います。ありがとうございました」
▼丸藤「この試合に関して、普段の試合と違います。タイトルマッチとも違う。一人の齋藤彰俊というプロレスラーの幕引き。深く、重く、そして大切にこの試合に臨みたいと思います」
▼齋藤「いよいよこの日がすぐそこまで来ましたけど、対戦相手は自分自身にとって、この上なく大切な選手が目の前に立っていただけるので、自分自身は最後のリングを降りる瞬間まで、齋藤彰俊らしく上を見て前進して戦っていきたいと思います」
――引退へ向けたRidge Roadを振り返って?
▼齋藤「振り返ってっていうか、引退を発表してから…もちろんプロレスに入った時もNOAHに来た時も正面を見て目も心もギラギラさせて目標に向かって進み、中に入っていろいろ揉まれながら勉強し、最後はやはり尾根というか山の瀬を登って立ち去る背中を皆さんに見せることがやはり自分の宿命なのではないのかなと思いまして、Ridge Roadという名前を付けさせていただきました」
――引退直前になって心持ちも変わってきた?
▼齋藤「10月のときはまだあるなと思ったんですけど、11月に入ったらかなり早くなったんですけど。気持ち自体は全く変わらず、とにかくゴールのテープを切るまで…いつも言ってますけどね。100m走の選手と同じように、ゴールのテープは全力で走って切らなければ、やはり充実感も何もないので。そこまでは変わらず進んでいるという状況です」
――最後の相手に丸藤選手を指名した時「三沢さんを感じる」と発言していたが、丸藤選手の先に三沢さんを感じながら戦いたい気持ちがある?
▼齋藤「自分自身にとって丸藤選手というのは一番最初に愛知県体育館、今のドルフィンズアリーナですよね。にテスト参戦で上がったときに前に立ちはだかってくれた選手ですし。まずNOAHでの歴史は丸藤選手から始まりました。次、戦力外通告というか受けたときに三沢さんから教わったのはこういうことだっていう。シングルで戦ったあとに『NOAHで一緒にやりましょう』と声をかけてくれたのも丸藤選手でした。自分自身の中で今、三沢さんの付き人であったり、常に一緒にいた中で、NOAHのリングで現役で上がっているのは丸藤選手だけなのかなと。しかも脳裏に焼き付いて離れないんですけど、三沢さんと丸藤選手がシングルをやったときに、三沢さん勝利したんですけど、おぶって花道を帰ったのがどうしても頭から離れないですし。これは三沢さんから直接聞いたんですが、『丸藤は人を引きつける力があるんだ』って。そういうのも聞いていたので、三沢さんが丸藤選手をどれだけ思っていたのかというのが感じられて。34年間を振り返ってみると、点が線に繋がり、線が円になった時に、あ、俺の起承転結は、NOAHでの起承転結は丸藤選手に始まり、丸藤選手で終わるべきではないのかなと。しかもドルフィンズアリーナですからね。丸藤選手、彼の背中に三沢さんを感じるっていうのは、試合のスタイルとか、それは丸藤選手は天才でいろんなことがありますけど、三沢さんとはちょっと違う技とか、あるのかもしれないですけど、心とか信念とか、ノアの方舟という意味で遺伝子を残したんだなっていうのは感じますし。今現在、三沢さんと相対すること、正面に立っていることはできないですし、会話することもできないです。ただ、丸藤選手のその後ろというか、丸藤選手とも戦えるし、その後ろに三沢さんを丸藤選手を通して戦える最後の日なのではないかなということで、もう是が非でも最後は丸藤選手と戦いたいという気持ちでした」
――それを聞いて率直に思うことはある?
▼丸藤「そうですね。今、齋藤さんの話を聞いて…あの日以来、僕はあまりリングとかコメントで三沢さんの話はしてこなかったんですけど、今の話を聞いて俺は自分の人生の中で最初で最後、三沢さんを背負って齋藤さんと戦いたいと思いました。もう小細工なしで思いきり試合をやり合いたいですね。だから2対1ですよ、齋藤さん。三沢&丸藤vs齋藤彰俊です」
――2対1発言への返答があれば?
▼齋藤「本当に幸せじゃないですか。二人三脚をしてきたお二人と自分が戦えるなんて。しかもNOAHのリングで最後に戦えるなんていう、こんな幸せはないですよね。先ほど初めて三沢さんの名前を出したって言われてましたけど、自分もその心意気、それをしっかり胸に叩き込んで、全力で最後まで走り抜けます」
――最後の試合で見ている人にどんなことを感じてもらいたい?
▼齋藤「リングっていうのは人生だと思ってますので。自分の中で最後のリングは、もう走馬灯のようにプロレスラーとして生まれてからリングを降りるまでのすべてを感じてもらえればと思ってます」
<第9試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権試合>
(王者)清宮海斗
VS
(挑戦者)杉浦貴
※第45代王者、6度目の防衛戦となります。
【選手コメント】
▼杉浦「こないだの新宿FACEの前哨戦の試合後に、引退を考えるほどのなんちゃらかんちゃら言われたけど、自分自身、引退っていうことをこれっぽっちも考えたことも思ったこともなくて。他人から引退っていう言葉を言われるほど腹立つことはないね。おい、小僧。NOAHで24年間やってきたプロレスラー・杉浦貴をナメんなよ。分かったか? 以上」
▼清宮「清宮です。自分がNOAHに入って20歳のときに強くなりたいと弟子入りをさせてもらったのが杉浦さんです。その強さに憧れて一番NOAHで背中を見させていただきました。なので自分にとって杉浦さんは親父のような存在です。ただ、もう杉浦さんのすべて吸収しました。来年25周年を迎えるNOAHを若い力で引っ張っていくために、圧倒的な差をつけて、引退を考えるぐらいの差をつけて倒します。名古屋で世代交代します」
――杉浦選手から「人から引退を言われるほど腹立つことはない」、「ナメるな」と言われたが?
▼清宮「ナメて引退考えるぐらいっていう言葉を使ったわけではないですし、自分としてはやっぱり杉浦さんの強さっていうのを背中を見て感じてきたからこそ、もう大丈夫だよって。俺がいるからNOAH大丈夫だよって気持ちで言いました。ナメてるわけじゃないです」
――清宮選手の引退発言によって姿勢が変わったように感じるが、今のチャンピオン清宮海斗をどう見ている?
▼杉浦「チャンピオンとしてはすごい認めるという言い方もあれだけど、チャンピオンなんだから俺より先を走ってると思うし、俺は息子の背中を追いかけてる。息子超えだよ、今度の試合は」
――かつて壁として立ちはだかったこともあるが、その存在に絶対に勝ちたい、負けないという思いで挑むのはどんな気持ち?
▼杉浦「変な言い方になるかもしれないけど、こういう日が来ると思って昔は過ごしてきたけど、その日が来たんだなっていう気持ちもある。うれしい気持ちもあるかもしれないけど、いざなってみたら悔しい気持ちの方が強いね」
――齋藤選手引退興行でのタイトルマッチ、どんな気持ちで挑みたい?
▼杉浦「俺は齋藤さんに対してはホントに…それこそ、さっきこいつが言ったように、NOAHは大丈夫ですよっていう試合を見せたいと思ってるし、NOAHを安心して今後見守ってください。そういう気持ちが強いです」
――齋藤選手引退興行のメインで戦うが、どんな心持ち?
▼清宮「齋藤さんの引退大会のメインを任せてもらったというところに、試合で何を見せるか意味があると思いますし。大阪で齋藤さんと戦って、齋藤さんの魂というのを自分も感じさせていただいたので、その部分も試合で見せながら、NOAHの未来は明るいなって思っていただける大会にします」
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齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny
・日程:2024年11月17日(日)開始 15:00/開場 14:00
・会場:愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
〇小中学生入場無料!
〇高校生シート 2,000円販売!
※どちらも当日のみ対応となります。
【11.17愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会 チケット販売所】
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ローソン、ミニストップ店頭ロッピーにて購入可能
■サンデーフォークプロモーション
https://www.sundayfolk.com/liveinfo/8av2oyi
■11.17愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会 詳細は こちら
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