【試合後の清宮】
▼清宮「ふざけんなよ。ふざけんなよ! ふざけんなよ!! 裏切りか。そんなことするために帰ってきたのかよ? そんなことするために帰ってきたのかよ!? ふざけんなよ。許さねえよ」
――小澤選手はGHCヘビーのベルトに1・1武道館大会で挑戦させろと言っていたが?
▼清宮「GHC? あんなヤツにベルトに挑戦する価値あるんですか。あの野郎がGHCのベルトに挑戦する価値あるんですか。あんなヤツとタイトル戦なんてやっても意味ないでしょ。ただ、シングルだったらやってやりますよ。いつでもやってやりますよ!」
【試合後の杉浦、丸藤】
▼杉浦「いやもう、負けだよ、負け。清宮は素晴らしいチャンピオンだと思うし。でも、今日は負け。今日はたまたま負けただけだから。まだまだそんな引退するなんて思ったことないし、俺は」
※ここでワグナーJr.&ガレノが登場。杉浦&丸藤に対してスペイン語でGHCタッグ王座挑戦をアピールすると、杉浦と丸藤は受諾し、2人と握手を交わす
▼丸藤「試合したばっかで大変ですか?」
▼杉浦「ほら、だから清宮が『僕と試合をして引退を考えるようにします』って言ったけど、ほらもうタイトルに挑戦されたんで。やるしかないから。全然引退なんかさらさら思わないし」
▼丸藤「まだまだ」
▼杉浦「やりましょう」
▼丸藤「やってやりましょう」
▼杉浦「清宮は素晴らしいチャンピオンだし、あいつの思いで『俺を引退まで思わせてやる』って言ったけど、あいつと試合をやって、なおさら今日は負けて悔しいけど、プロレス最高に楽しいし、明日でもプロレスやりたいよ、また。全然引退なんて、さらさら思わない。挑戦者も現れたし、また明日から生きるよ。楽しみだよ」
【小澤の話】「おい、清宮。おい、清宮どうした? ビックリしちゃった? ビックリしちゃったかな、清宮。俺はな、お前のことがずーーーっと嫌いだったんだよ。NOAHを若い力で盛り上げていく? ハッハ! アハハ! おい、笑わせんなよ。いくらお前のマイクが薄っぺらいからって、限度ってもんがあるぞ。おいおい、お前の下、どれだけ育ってんだ? お前が指導した練習生、いったい何人デビューできて、何人辞めてきたんだ? 俺は見てきたぞ。何人、何十人とお前のせいで練習生、いや、NOAHの選手たちが辞めていったのをな。お前、冗談も休み休み言えよ。俺もお前の被害者のうちのひとりだ。おい、よく聞けよ。お前の練習に付き合わされて……なんだったかな。無理矢理投げられて、アバラにヒビがいっちゃたこともあったな。覚えてるぞ、俺は。あとな、手の親指も脱臼して、じん帯切れちゃったこともあったな。おい、忘れねえからな。このサイコパス野郎が、コノヤロー! おい、ぶっ殺すぞ、お前。清宮海斗っていう人間はな、外では『プロレスリング・ノアの若手を盛り上げていきます!』とかなんとか言っちゃってるけども、実は内ではあいつ若手のことボッコボコにしてるからな。清宮ファン、あいつはとんだDV野郎です。気をつけてください。そして、清宮聞け。お前の言うプロレスリング・ノアを若い力で盛り上げるために一番必要なことは、お前がトップの座から退くことなんだよ。俺の個人的な積年の恨み、そして今まで辞めていった人間の恨み、そしてこれからのプロレスリング・ノアの未来のために、俺はお前をトップの座から引きずり下ろさなきゃいけない。だから、1月1日、日本武道館、お前のその持っているGHCヘビー級のベルトを懸けて、俺と戦え。お前はこれを受けなきゃいけない。これはな、プロレスリング・ノアの未来が懸かった戦いなんだ。わかったか? まあまあまあまあ、それは受けるとして、(笑いながら)お前、今日いきなり後ろからぶん殴られてどうだった? 痛かった? 悔しかった? (赤ちゃん言葉で)ちゅらかった? ちゅらかったねえ、清宮くん。でも、大丈夫。お前大丈夫だよ。どうせお前、家に帰ったら、(ヨシ・タツが止めようとするのも気にせずに)同棲している彼女に慰めてもらうんだろ? だからお前、プロレスリング・ノアで力を失っても大丈夫。同棲している彼女に慰めてもらって、元気になればいいからな。まあまあまあまあ、プライベートの話は置いておいて、1月1日、俺がプロレスリング・ノアのGHCヘビー級タイトルを清宮から奪って、プロレスリング・ノアを若手で盛り上げることができる団体にするぞ! すべてはNOAHのためにぃぃぃ! (舌を出すと、他のメンバーとともに去っていく)」