【試合後の拳王&永田】
▼拳王「いやあ永田さん、今日はどうもありがとうございました」
▼永田「サンキュー、こちらこそ」
▼拳王「7月の日本武道館大会でシングルマッチやって、いろいろありましたけど今日…」
▼永田「思ったよりコンビネーション良かったね」
▼拳王「そうですよね!」
▼永田「不思議と通じ合うものがあって、それが今日試合した感想です。まだまだ研究すべきとこはあるかもしれませんけど、初めてでこれだけ意思の疎通が顔色見ただけで通じるってのはよかった」
▼拳王「なんたって俺たち、これ見てるやつ分かるか? 永田裕志のゼアチャンネル、YouTubeコラボやったんだけど、そのとき目標ありましたよね? 俺たち二人で…」
▼永田「うん。タッグ戦線」
▼拳王「はい。何を狙うんでしたっけ?」
▼永田「え?」
▼拳王「もしや忘れてるんじゃないですか?」
▼永田「いやいや」
▼拳王「ちゃんとサムネに書いてたじゃないですか。俺ら二人のタッグで何を狙う?」
▼永田「IWGPか?」
▼拳王「俺はずっと思ってますよ」
▼永田「GHCってのも一瞬頭に浮かんだけどIWGPだ」
▼拳王「そうなんですよ。永田裕志のゼアチャンネルで狙うって」
▼永田「言ったね」
▼拳王「言いましたよね? 俺世界タッグ、GHCタッグもって、あともってないのどこでしたっけ?」
▼永田「獲ってないのはIWGP。そうだ。思い出した」
▼拳王「遅い!」
▼永田「だってブランクが…」
▼拳王「今日なんて俺、IWGPの前哨戦だと思って戦いましたよ」
▼永田「なるほど。だから息が合ったんだ。さすが」
▼拳王「チャンピオン今誰ですか?」
▼永田「今チャンピオンは…」
▼拳王「知らないんかーい!」
▼永田「いや、知ってる知ってる。シェイン・ヘイストとマイキー・ニコルス。元NOAHの選手」
▼拳王「ちょうどいいじゃないですか。1・1スケジュール空いてるか? あいつら」
▼永田「1・1? どうだろう。確認してもらえばいい」
▼拳王「他力本願? 待ってください。これはYouTubeみたいになってるんで、普通にプロレスラーとしてやりませんか」
▼永田「勢い強いからさ。いいじゃないですか。そういうのを狙いますよ僕も」
▼拳王「なんたって永田さんは3大リーグ戦獲ったあと、そのあとのことも考えろって言った。これで終わりじゃないっすよね?」
▼永田「もちろん」
▼拳王「俺はほんとに考えてますよ。タッグ選手権、グランドスラム、3大リーグ戦…」
▼永田「タッグも獲ればいい」
▼拳王「そうなんですよ」
▼永田「世界タッグ、GHCタッグ獲ってる。残りは?」
▼拳王「いきましょう! 永田さん、ホント今日はありがとうございました」
▼永田「ありがとう」
※二人は握手
▼拳王「これでIWGPタッグ、一つ一歩進みましたね。あとは永田さん一人でお願いします」
※拳王は控室へ
▼永田「こっちは試合やって結構強烈なダメージ受けて、よくあれだけしゃべれるね。大したもんだ。あれだけの攻撃を受けて。拳王さすがNOAHの柱の一本だね。大きな柱ですよ彼は。まあ、一つ言わせてもらえば、7月に戦い、YouTubeでコラボして。欲を言えば、もうちょっと早く組む形を作ってほしかったなって思います。ちょっと遅かったんじゃないかなと思いますけどね。さっき言ってやろうと思ったけど、今、拳王の勢いに押されちゃった。大したもんだ。でも、やっぱり口に出して物事を言わなければ、実現はなかなかできないというのがあるんで。はっきり言いますよ。拳王さすがです。IWGPタッグ狙いましょう。僕はそのためにね、タッグのベルトっていうのは過去に2度ほど僕も獲ってますけど、IWGPはね。彼にそういう欲があるならば、僕はそれを十分手助けしたいですね。僕は逆に言うと、プロレスリング・ノアってN-1タッグってあるんでしたっけ? それはないですか? なるほど。じゃあ、しょうがない。でも、IWGPタッグを獲りにいきますよ。いきたいですね。拳王の勢いに合わせて喋り出すと止まらなくなるから、これへんでやめておきますよ。でも、やっぱり今日は組めてよかったです。初めて組んで、なぜこんなに波長が合うのか。あれだけワーワー言い合って、戦ったら戦ったで、シングルで戦えば波長が合うしさ。なんでこいつと組んだら組んだで、こんなに波長が合うんだ。不思議とそういうのを感じました。それがなんか一つ発見で、楽しかったです」