【拳王の話】「ONE NIGHT DREAM、最高にいい夜だった。そして、いい夢を見させてもらった。いや、夢じゃねえからな。これを現実に、そして日常にしていく。俺はそう誓ったぞ。そして、対戦相手の鈴木みのる。まだまだ思い出すよ。8年前、9年前、お前がNOAHを荒らしに荒らしたこと。今でも大嫌いだ。だがな、お前がひとりでNOAHのリングに上がって来た。そのことは認めてやる。そして、オッサンのクセしてあれだけ血を流してもなかなか元気じゃねえか。鈴木みのる、プロレスに絶対はない。NOAHのリングはもういいかな。だが、どこかでのリングで出会うまでお前はまだまだ、ジジイだけど少しは元気でいろよ。そして、もう一度言うけど、今日みたいな非日常のNOAHのこの後楽園ホールの空間、俺が日常に変えてやるよ。おい、いいか。これを見ているクソヤローども。俺はな、誓ったぞ。この夢みたいな夜に誓ったぞ。夢を現実に変える。そう、日本武道館に連れていくと言って、俺が連れていっただろ。このような後楽園ホール、NOAHが毎回日常にしてやるからな。テメーらクソヤローども、これからはな、今夜みたいな空間を日常にしていく拳王、俺についてこい」
【鈴木の話】「おい、拳王よ。そしてNOAHよ。これで終わりだと思うんじゃねえぞ、てめえら。また来るぞ(高笑いしながら去っていく)」