【試合後のEita&小田嶋】
▼Eita「大丈夫か、おい。小田嶋、大丈夫か。でも、最後頑張ったな。気持ち伝わったぞ、お前の」
▼小田嶋「ありがとうございます」
▼Eita「負けは負けだ。でもな、最後あの清宮海斗、シャニングランサーまで出させたんだぞ、お前」
▼小田嶋「ランサーは食らってないです」
▼Eita「食らってないの? ええ? ああ、そうか。まあまあまあまあ、そこまでお前が引き出させたんだよ。大したもんだ、お前。もう気持ち切り換えて、2月11日から始まるジュニアタッグリーグに向けて動くぞ」
▼小田嶋「お願いします」
▼Eita「まず俺らエントリー決まったんだ。せっかくだからよ、コスチューム揃えようぜ」
▼小田嶋「コスチューム、今から?」
▼Eita「ああ、そうだ。もうこの赤とかいいから。赤のコスチュームとかいいから」
▼小田嶋「今からだとちょっと…」
▼Eita「今日は俺も何も言えねえけどさ。俺はいつも緑と黒でやってるから。せっかくNOAHカラーでいこうぜ」
▼小田嶋「いや、ちょっと今からだと…」
▼Eita「いや、緑でいけるだろ。いけるよ」
▼小田嶋「間に合いません」
▼Eita「間に合う、間に合う。どっかドンキ行ったら売ってるよ」
▼小田嶋「コスチュームは間に合わないんで」
▼Eita「じゃあ、どうするんだよ。間に合わせろよ!」
▼小田嶋「ちょっと自分作れないんで」
▼Eita「俺があんたに合わせるのか?」
▼小田嶋「それも申し訳ないんですけど」
▼Eita「じゃあ、どうしたらいいんだよ」
▼小田嶋「ちょっといい感じで…」
▼Eita「いい感じってなんだよ? いいよ、別に。合わせろよ」
▼小田嶋「いや、ちょっと」
▼Eita「せっかくだから出ようぜ、一緒の色で」
▼小田嶋「出たいんですけど」
▼Eita「いやもう、揃えろよ。揃えろよ。わかったな。用意しとおけよ」
▼小田嶋「いや、ちょっと…」
▼Eita「2月11日後楽園、緑のコスチュームで来るから、こいつ」
▼小田嶋「いや、ちょっと間に合わないです…」
【征矢の話】「ベルトを落としてから15日。夢にGHCナショナルのベルトが出てくるんだよ。ベルトが俺に訴えかけてきている。そして今日、この会場に来たら、密かに聞こえるんだよ。GHCナショナルのベルトが悲しんでんだよ。あんなチャンピオンにベルトが巻かれて、全然気持ちよくありません。ナショナル君が俺にそう訴えてきてるんだよ。いいか。これは幻でも何でもない。本当にGHCナショナルのベルトが話しかけてきてんだよ。俺のこの心に問いかけてきてんだよ。きっと俺は愛情を持って、情熱を持って、GHCナショナルのベルトに向かってきたからだと思うぞ。仮に遠藤、てめえに今ナショナルの声が聞こえるのか。しっかりベルトに耳を当てて、ベルトの声を聞いてみろよ。もっとチャンピオンらしく発言も行動もしろよ。俺は2・11、必ずナショナル君の希望通り、俺のこの腰にGHCのベルトをここに取り戻す。ナショナル、待ってろ!」